起業1年目は大変だね
大企業勤めで、ある程度役職のある年配者に良く言われた事があった。
起業なんて誰でも出来るんだよ。社長なんて誰でもなれるんだよ。
だってさ…。
じゃアンタもやって見ろよ!
と、毎回思った。
でも、こんな奴等からも仕事もらわなきゃ1年目はやっていけない。
頭下げまくり
歯の浮くようなセリフもサラッと言えるようになったな…。
とにかく1年目大変。
社会的信用もない。
しかも、サラリーマン時代には付き合ってくれた会社が急に冷たくなる事もある。
何より厳しいのは、給料が無くなる事。
まぁ自分が社長なんだから当たり前なんだけどね。笑
自分で決めた報酬を自分に自分で振り込みする感覚はとっても変な感覚。
因みに1年目の事務所は東京都内にあるマンションの一室。
7坪のワンルーム。
薄暗くて怪しいマンション。
駅近で家賃が安い。
他にも沢山の会社が入っていた。
因みにお隣さんは霊能占い。
インターフォンは壊れていて鳴らない。
隣の家のドアを叩くノック音を間違えてドアを開けた事がある。
家賃が安い他に良いところはゴミが何でも捨てられた事。
部屋数の多い巨大なマンションだったの地下には巨大なゴミ捨て場があった。
おっちゃんが毎日居て毎日なんでも処理してくれた。椅子やテーブルでも地下に持って行けばおっちゃんが何とかしてくれる。
これは今思えばすごく便利だったと感じる。
1年目はとても貧乏で苦労と不安が毎日あったけど、仕事が決まった喜びも沢山あった。
1年目は大変だけど良い事もある。