起業してみたい人へ

企業したい人は読んで

色々出来過ぎは良くない

社長が色々と出来過ぎるとろくな事ない…。

 

これは私の失敗談

 

私は音響系の技術者からスタートして営業を学び管理職をして32歳で起業した。

 

音響がスタートなんだけど…小さな現場が多くて、照明もやり映像も編集した…。

 

知識のない中で現場だけは大量にある。そうすると安全に現場をこなす為には暇な時間は勉強しまくるしかない。

 

おかげで色々出来る様になってしまった。

 

こんなのが社長をやると細かいところが気になってしまう…。

 

チェックが甘い…。段取りが悪い…。編集が遅いなど…。

 

ある程度任せておけば良かったのに…。

 

と、思うかも知れないけど小さな会社にきてくれる人は、油断すると楽な方に流れる人が多い。

 

効率的で正確なら良い訳だけど…短縮しちゃいけない部分を短縮する。

 

当たり前だが失敗する…。

 

だからどうしてもうるさくなる。

 

注意すれば言い訳を言われてしまう。若いからダメなのかと思って歳上を入れても結果は同じ…むしろ言い訳が文句になっていた。

 

実はコレは全部、私が原因。

 

大した知識が無ければ

 

スゴイね!よく出来たね!どうやったの?

 

など誉める事も出来ただろう。

 

しかし、知りすぎた世界はアラしか見えない…。

 

誉めたいけど…何故こう出来ない…どうしてそうなる…いや、そこはそうじゃなくて…

 

と、無駄に多い経験が邪魔をする

 

後ろから口を出してしまうと管理しているスタッフの面子が潰れてしまうと言われる…。

 

結果…誉めない社長になりスタッフが離れてしまった。

 

数年前に作曲ビジネスを少しの期間やっていた。

 

コレは楽しかった…

 

私は音楽が大好き!でも楽器は出来ない。

 

ミュージシャンにイメージを伝えるとイメージに合わせた曲が出来てくる!

 

本当にすごい!天才!

 

って心から言えた。

 

ミュージシャンとの関係性は良好だった。素敵曲ばかりで良い時間だった。

 

学んだ事は…何でも出来る事に意味は無い。

 

と言う事を学んだ。

 

出来ない方がウソをつかずに素直に誉める事ができる。

 

コレはとっても大切だ